2015年11月30日

上方にまつわる本。

「上方スピリッツが三位やで!」と妻が言いました。
僕はまったく動じることはありません。
なぜなら以前、彼女は「Amazonの小説家のな行の作家の単行本の10位」という彼女独自のランキングを報告しにきたことがあるからです。
真に受けて喜ぶと後で哀しい気持ちになることを僕は経験として知っているのです。
「その三位やけど、何のランキングで三位?」
僕は彼女に尋ねました。
すると彼女は「Yahoo!で販売されている書籍のおすすめランキングの上方(かみがた)の三位!」
「上方?」
僕は妻独自のオリジナリティあふれる謎のカテゴライズに疑問を持ちました。当然です。書籍のランキングでミステリーとか時代小説とかはあっても「上方」はありません。聞いたことがありません。
「Yahoo!で売られてる書籍の上方にまつわる本の中で三番目におすすめしてもらってるねんで♪」
彼女は実に明るい笑顔でそう言いました。

上方にまつわる本? なんだそれ?
彼女が差し出す携帯電話に表示されているランキングを見てみると、一位が宮尾与男先生の「上方咄の会本集成 影印篇」という本。そして次の二位の本には「大人の俳人たち」というタイトルで、なんと出版社の名前が上方文庫。
どうですか? この粗雑なカデゴリー。
出版社の名前に上方が含まれていると、その出版社から出る本はすべて「Yahoo!で販売されている上方にまつわる本」に分類されるのです。

もしかすると数多ある「上方にまつわる本」の中で、三番目におすすめをしていただいているのは、たいへん輝かしいことなのかもしれません。


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余命半年の劇場のお話。   

 「上方スピリッツ」(キノブックス刊)は、紀伊國屋書店グランフロント大阪店、ジュンク堂千日前店など全国の本屋さんやAmazonなどでお求めいただけます♪



posted by 奈須 崇 at 10:54| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月28日

くじら企画 屋上のペーパームーン 千秋楽。

くじら企画には後藤小寿枝さんという演出家がおられて、この方が僕の友達のお母さんでもあります。
とはいえ友達のお母さんという趣きは一切なく、やはり演出家なのです。
この後藤小寿枝さんが演出家として僕の苦手な方をよく指差します。僕は役者としてその指差した方向を目指すのですが、じっくりと長考します。
どうすれば最良となるのか、十人の役者がいても決して誰も思いつかない方法で僕はその指差された方向を目指します。
指差され、考え、そこを目指す。
気がつくと「屋上のペーパームーン」という芝居が出来上がっていました。

屋上のペーパームーンには秋月雁さんという昭和の名優が出演されておられます。昭和の名優とは昭和の時代から芝居をされておられる名優という意味ですが、昭和の名優は平成の世でもやはり名優なわけでして、立っているだけで芝居の軸が定まります。今回、雁さんの脇を固めることが出来て僕はそのことをたいへん光栄に思っています。

屋上のペーパームーンにはもうお一人、昭和の名優が出演されておられます。戎屋海老さんです。海老さんは舞台での立ち方が実にチャーミングな方で僕もこうなりたいと強く憧れさせてくださいます。海老さんは常にアイデアにあふれておられて、誰よりも舞台を楽しんでいらっしゃいます。

屋上のペーパームーンは昭和の名優ばかりではありません。金哲義さんという平成の名優もおられます。金さんと僕は今はなきrise-1シアターという劇場で力を合わせて昼夜を問わず共に走った仲間です。Mayという劇団で座長をしておられて、作演をされています。金さんは物事の理解力が早く。すごい速さで問題点を解決していきます。

平成の名優がもうお一人おられます。九谷保元さんです。九谷さんはとてもストイックな方です。おそらく新陳代謝が良いのでしょう。結構な序盤であっても汗を滴らせておられます。市井の人を演じるのがとてつもなく巧みでらして、気の弱い真正直な男の芝居を丁寧に重ねて本番に臨んでおられました。

柴垣啓介くんは劇団ひまわりに所属している、まさにこれからの人です。最年少の彼はまだ若く、貪欲さや向上心や野心を持って舞台に臨んでいます。とてもいい声をしていて、なかなか可愛らしい笑顔をしています。コンビニに詳しくてカレーパンはローソンが一番美味しいと熱心に話していたのが印象的です。

黙っていましたが平成の名優はもうお一人おられます。山田一幸さんです。山田さんはかなり早い段階で芝居が仕上がっておられました。リーディングに最も求められる滑舌も長けておられ、セリフ回しが実に滑らかでした。抜群の安定感で芝居をされる山田さんは朱亜shu-Aというプロデュースユニットで活動されています。

ナレーターを務めた寺井幸菜さんは遊劇舞台二月病の看板女優で、以前拝見した芝居では子育てが苦手そうな怖いお母さんを演じていました。あの時の雰囲気とは打って変わり、今回は深窓に育つお嬢様的な、でも講談師のようなキレのいいナレーションを入れていました。楽屋ではだいたい椅子の背もたれにしがみついていたイメージがあります。

今回、稽古場に毎日のように参じてくださった高岡さんには、くじら企画が大切にしている芝居の指標のようなものを背中と笑い声で教えていただいたように思っています。

大御所の舞台監督さんと大御所の音響さんをはじめ、大御所の受付周りの皆さま、そして美味しいケータリングを食べさせてくださった、さとさん。ありがとうございました♪

そしてそして♪
ご来場くださったお客さま♪
どうもありがとうございました♪

おかげさまで、楽しく芝居ができました♪






posted by 奈須 崇 at 21:12| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月26日

徒歩ヘルメット。

イオンの三階でバイクのヘルメットをかぶって普通にショッピングしている人を見かけました。

もう一度、書いておきます。

イオンの三階でバイクのヘルメットをかぶって普通にショッピングしている人を見かけました。

その時点でバイクのヘルメットは徒歩のヘルメットになります。少し走ると小走りのヘルメット。そのまま家に帰ってリビングでくつろぐと部屋着のヘルメット。
湯槽に浸かるとお風呂のヘルメット。
このようにヘルメットは多様性に富んでいます。
おはようからおやすみまで暮らしを見つめるヘルメット。
頭部を過剰に保護する人がいてもいいと思います。




さて、芝居に出演します♪

新装版大竹野正典劇集成T出版記念公演

くじら企画「屋上のペーパームーン」

日時 2015年 
11月27日(金) PM7時
11月28日(土) AM11時・PM2時30分・PM6時

出演
秋月雁
戎屋海老
金哲義(May)
九谷保元
柴垣啓介(劇団ひまわり)
奈須崇
山田一幸(朱亜shu-A)
寺井幸菜(遊劇舞台二月病)

会場
グランフロント大阪北館 タワーC713号
大阪ガス(株)エネルギー・文化研究所 都市魅力研究室

会場は、グランフロントの北館1階の再奥にあるエレベーターに乗って7階。降りてから右手突き当たりにタワーC713号の都市魅力研究室があります。
一旦、北館1階に行き、最奥のガラスの自動扉を二枚開いた先にあるエレベーターホールを目指すのがコツです。

(TEL)06-6205-2366 大阪市北区大深町3−1
入場料(前売・当日清算)1500円/(当日)1700円
★出版記念公演につき、劇場で本をお買い上げいただいた方には500円割引させていただきます。
受付は開演の45分前、会場は30分前です。


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http://kinobooks.jp/lp/kamigata/

posted by 奈須 崇 at 01:27| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月24日

親近感セルビア。

僕が出演しております、永井和男監督の短編映画『くさいけど「愛してる」』がなかなかの快進撃なのです。

まず入選した映画祭を羅列してみます。


・きりゅうアワード2015
・したまちコメディ大賞2015
・第19回水戸短編映像祭
・夜空と交差する森の映画祭2015
・Indie Fest USA
・京都国際映画祭
・第8回おもいがわ映画祭
・第6回 O!!iDO短編映画祭
・日本セルビア交換映画祭


9つもの映画祭に入選しています。
しかも、したまちコメディ大賞2015では「勝手にサポーター&観客賞」を受賞。
さらに、京都国際映画祭では「クリエイターズ・ファクトリー 劇映画部門 優秀賞」を受賞。
そして、日本セルビア交換映画祭ではタイトルを「Smell, But I Love You」と英訳してセルビアで上映されたのです。

セルビアです。
正直に言うと僕はセルビアがどこにある国なのか、名産品は何なのか、名物料理は何なのか、そういったことを一切知りませんでした。

セルビアは南東ヨーロッパに位置し、ほうれん草のパイや、各種お肉の炙り焼き、燻製、それにブレークと呼ばれる揚げパンを食べて、ラキアと呼ばれるセルビアのブランデーを飲み、チェバブチチと呼ばれるお肉を挟んだパンを食べる、そういう食欲素敵ランドなのです。

温厚な人々が多く暮らすセルビアでは、初対面の時に握手をし、その後、その相手の人に親しみを感じたら、次は会うたびに頬にキスを二度三度行い、場合によってはハグをしてキスをする、そういう親近感密着ランドなのです。

どうでしょうか、この胃袋の掴み具合からの相手の懐への飛び込み具合。
僕は親近感丸出しと書く時は、あえて親近感セルビアと書くことにしました。

そんなセルビアで、僕が出演した映画が流れたのです。
すごいことですよ、これは。
親近感セルビアです。



『くさいけど「愛してる」』

https://www.youtube.com/watch?v=UFOJAeoHx10

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出演
ルーデルマン大地 上西愛理
奈須崇 三浦美智瑠 篠崎雅美 天音
間宮志穂 真弓 伊賀漣太郎 井戸川真子

ロケ地協力
辻本歯科 カフェ・ド・ガモヨン

撮影 小林健太
録音 了舟隼人
機材協力 中谷丸
衣装協力 筒井菜津子
英語字幕版 字幕 岡村幸朗
エグゼクティブ・プロデューサー 桑水流勇気
プロデューサー・助監督 今井太郎
監督・脚本・編集 永井和男

日本語字幕、英語字幕あり

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posted by 奈須 崇 at 04:19| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月22日

抱かれたい男ランキング。

電車に乗っていると僕の近くに立っていたおじさんが隣の同僚らしきおじさんに「あれ〜? おかしいなー。抱かれたい男ランキングに俺ランクインしてないなー」と結構大きめの声で言いました。
すると僕の斜め向かいに立っていた綺麗なお姉さんの眉間にクワッと音が鳴るほどの深い縦じわが入りました。

僕は谷町四丁目の駅で降りました。
怖かったです。




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posted by 奈須 崇 at 04:08| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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