2010年05月23日

東洋の不思議の僕。


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ブギーボードをしていたら珊瑚で3センチぐらい足を切りました。

傷口は結構深く、血がドクドクと流れます。

やばい。
サメがくる。
早く海から上がらなければ。

サメは数キロ離れた一滴の血の匂いを嗅ぎつけると言います。

きっとオアフ島周辺の全サメが僕の血の匂いをくんくんしたはずです。

あー、痛い。
でもサメがくる。
早く海から上がらなければ。

ようやく海から出てボードを小脇にビーチを歩くと今度は傷口に砂が!

痛い。痛い痛い!痛い痛い痛い痛い!

白いビーチに赤い血がポタポタ。

応急処置をせねば!

絆創膏、絆創膏。

その時、著名な医師が怪我には絆創膏や包帯ではなく調理用のラップを巻くと治りが早いと言っていたのを僕は思い出しました。

ラップ。ラップラップ。サランラップやクレラップ。

朝から泳いでいた僕はお腹も減っていたので傷口にティッシュを押し付けながらABCストアでサンドイッチを買いました。

サンドイッチを手に持ったままワイキキビーチにあるパブリックシャワーで患部を水洗い。
隣でシャワーを浴びていた若い欧米人が赤く染まる水と僕の傷口を見て oopsと呟きました。

その後、僕は血をタラタラと流しながらサンドイッチをパクパク。

この辺りで若い欧米人かなりのガン見。
僕に穴があくほどのガン見。

さらに、家族連れや肩に入れ墨のある人たちなども加わり、出血サンドイッチマンな僕の事をチラチラと見始めました。
必要以上に視線が集まる中、僕はサンドイッチを食べ終えると、もはや立派に流血している足先を口元まで引き寄せあふれ出ている血をチューチュー吸って傷口の中に入り込んだ砂粒をぺっぺっと吐き出しました。

チューチューぺっぺっ。
チューチューぺっぺっ。

若い欧米人が小声でOhと言いました。

傷口から砂粒を取り除いた僕はサンドイッチが包まれていたラップを綺麗に伸ばして傷口にぐるぐると巻き付けました。

若い欧米人が本気でWow!と言いました。

日本人はサンドイッチで怪我を治すんだ。ノープロブレム。何も問題ない。君たちも落ちてた針金で傷口を縫ったりするんだろ?ランボーで観たぜ?サンドイッチ療法なんて普通だよ普通。何も特別な事じゃない。日本では芸妓だって、これさ。怪我したらサンドイッチどすえ〜だ。


僕はズキンズキンと痛む足をものともせずに余裕の表情でワイキキのビーチから立ち去りました。

僕が背中を向けたその時、カメラの音が聞こえました。

Waikiki Sandwich Japanese NINJA Tool

きっとこのいずれかの検索ワードで足にラップを巻いて立ち去る僕の後ろ姿が近い将来 FacebookかTwitterなどでアップされる事でしょう。

ホテルに戻った僕はあくまでも応急処置であるサンドイッチのラップを解いて治療しました。改めて買ってきたサランラップをちゃんと巻いて。

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明日は全米一美しいと言われている天国の海ラニカイビーチに行きます。足にサランラップを巻いたまま。






posted by 奈須 崇 at 17:24| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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