2016年03月19日

メニューの書き方とか。

気になるケーキ屋さんのウェブサイトを見たら、商品の写真はあれど価格が書いてないんです。

ケーキって、人様にお持ちする用と、自分へのご褒美用と、日常のお茶のお供用と、それぞれ顧客の用途によって予算が決まっていたりするものだと思うんですけど、結局そのケーキ屋さんへは、どの場合に行くべきお店なのかが定まらなくて、一度も行っていないです。

高ければ贈答用にするし、そこそこなら自分へのご褒美にするし、安ければ明日すぐ行くんですけどね。

メニューには、わかりやすさが求められますけど、値段が書いてなかったら困るんですよね。
寿司屋の時価か! とツッコミを入れるぐらいしかすることがなくなるんです。

他にもね、最近、近所にインド料理屋さんが開店して、そのお店のメニューが全部日本語なんです。
いや、日本語でいいんですよ。
でも、あれって聞き馴染みのないような本場の名称でもカタカナで書いたほうが統計的に売り上げが伸びるんですけどね。
たとえば中華料理店で、「細切り肉のピーマン炒め」と書くよりも「青椒肉絲」って書いたほうがいいし、「豚挽肉と豆腐の辛味炒め」と書くよりも「麻婆豆腐」って書いたほうがいいんですよね。検索のヒット数からして差が出ますしね。

インド料理屋さんもですね、やっぱり「2種類の豆のカレー」と書くよりも「ムングダルとチャナダルのカレー」って書いたほうが、好奇心をくすぐるし、ムングダルが好きな人はわざわざ検索して来店してくれますよね。「2種類の豆」で検索する人はいないでしょ。

視点を海外の人に移してみても「寿司」って言いたいし読みたいんですよね。読めなくても意味がわからなくても。
「スーシー」って言いたいんですよ。そこへ来て「fish on vinegared rice.」って書くのは親切でもなんでもなくて、顧客のニーズが「わかりやすさ」じゃないんですよね。

むしろニーズは「難解」とか「本場」とか「本格的」なんですよね。

僕は飲食店の調査員をしていたことがあるんですけど、メニューは大切なんですよね。料理の名称は特に大切です。

そのインド料理屋さんはお店の扉に手書きのチラシが貼ってあって、そのチラシには「カくーやてます」って力強く書いてあったんですよね。

原文のままでね、「カくーやてます」って。

難解すぎるのも問題なんですよね。

そこは「カレーやってます」と書いてくれていいんですけどね。





余命半年の劇場のお話。

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posted by 奈須 崇 at 02:37| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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